地産地消で自作自飲

ビールって?
ビールって?麦は、パンやうどんなどの原料になる小麦と、麦飯や麦茶の原料となる大麦に分かれます。ビールの原料は、この大麦を発芽させた麦芽と、苦味と香りのもとのホップ(収穫済み)。麦芽を煮込んだ麦汁の糖分を、酵母がアルコールと炭酸ガスに分解、そこにホップのアロマが加わってでき上がります。

なぜ所沢で?
なぜ所沢で?沢周辺地域はもともと、良質の麦が獲れる土地でした。昔からうどんが郷土食として愛され、今でも名物なのはそのためです。また、水利が悪いため、米のかわりに畑で大麦を作り、麦飯をよく食べていたそうです。このように、麦は所沢の食文化に欠かせない作物でした。つまり、所沢は元来、ビール作りに適した土地だったわけです。そんな所沢の麦作を甦らせ、新たにビール原料として発展させる。実は、この企画にはそんな大それた野望もあるのです。

なぜ自分たちで?
なぜ自分たちで?地元で取れたものを地元で味わう「地産地消」は、地域の風土や食文化、環境を守るには大切なこと。でも、せっかく地元で取れたものなのに、どんな畑で、どんな人が作ったのかわからないのではもったいない。そこで私たちは、地元で自然栽培にこだわる若手農家と一緒に、自ら畑に出て麦を育てることにしました。プロの技術を後ろ盾に、土や自然との関わりを楽しみながら、栽培に取り組んでいきたいと思います。